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2015年9月

2015/09/25

Zabbix Conference 2015@ラトビア最新速報!と、Zabbixだけじゃない、OSSを徹底活用した運用自動化の実現

zabbix3.0のリリース時期は未定です。

【速報!Zabbix最新動向紹介】

@ike_dai さんのお話。
  • ラトビアまで行って参加。
  • 参加者は28カ国、183人(日本人7名)。
    • 国際カンファレンスなのにこじんまりしてますw
●Zabbix3.0
  • リリース時期未定。年内にはなんとか。
    • 新機能はまだbranchesでの開発中。trunkにはマージされていない…
●暗号化
Before
  • 平文で送受信。
  • 送信元IP制限は可能だったが、ログ監視結果/ホスト情報を見せたくない場合はVPN/SSH port forwardingなどで対応。
After
  • TLSv1.2の認証&暗号化。
  • PSK/証明書ベース。
  • OpenSSL、GnuTLS、PolarSSLが使用可能。
    • 暗号化したい部分のみ有効化可能
Passiveの暗号化
  • TLSAccept,,TLSPSKIdentity,TLSPSKFileが設定ファイルに追加される。
Activeの暗号化
  • TLSConnect,TLSPSKIdentity,TLSPSKFileが設定ファイルに追加される。

zabbix_sender,zabbix_getにもこれらに該当するオプションが追加される。

●Zabbix Frontend
MVCモデルでクリアなコードに。
→ページカスタマイズ/追加が楽に。

●Problem&trend prediction
forecast:特定の未来時間に値がどうなるかを評価
timeleft:特定の値に達するまでにあとどれぐらいかを評価

の機能が追加される予定。
  • 線形近似、指数近似、多項式近似、対数近似。累乗近似が使用可能。
    • 近似法は ユーザが指定 する必要がある。
●その他
  • トリガー関数などの閾値にパーセンタイルが使用可能に。
  • SMTP認証に対応
  • ハウスキーピング処理を任意のタイミングで手動実行。
    • zabbix_server -R housekeeper_execute
    • HouseKeepingFrequency=0で自動処理無効化が可能に。

これは地味だがすごく助かる。

  • Top100のフィルタリングが可能。
  • ZabbixUSAができた!
  • ZabbixShareβ公開。テンプレート/活用ソリューションがあるが、現段階では玉石混交。今後の運用は検討中。
●活用ソリューション・事例
zlm-python
  • ローダブルモジュールはC言語で実装されていてハードルが高い。
    • メインはPythonで会って、CからPythonコードを呼び出して組み込めるように。
      ※ローダブルモジュールはスクリプトによる監視に比べて5~10倍速い。
大規模環境のZabbix監視
  • 大規模な環境の場合、Zabbixに対する設定状態のチェックも重要
  • ZabbixのDB情報、CMDBの情報をDWHに集約し、JasperReportでレポート。
  • Zabbix Configuration Checker
    • 設定漏れがないことの監視を効果的に行う事例
globo.comの事例
  • ブラジルの放送局。CloudStackベースの大規模環境監視

zabbix_agentのデバッグ
http://www.slideshare.net/Zabbix/volker-frhlich-how-to-debug-common-agent-issues
このスライドおすすめ。

【Zabbix監視運用業務の自動化事例】

@satoruf さんのお話。

https://tis-oss.doorkeeper.jp/events/24978
で聞いた話のアップデート版

  • 最新のJobScheduler(v1.10)ではユニバーサルエージェントでDocker、RaspberryPiにも対応。
    • 残念ながら有償版のみ
  • HyClops JobMonitoringではバッチ実行時に監視の閾値を変更する、などが可能。

【Zabbixだけじゃない OSSの監視とジョブ管理ーHinemosのご紹介】

  • 監視とジョブをワンパッケージで使えます
  • インストールはコマンド一発。DBも入ります。エージェントも一発で監視/ジョブが使えます
  • 簡単設定

●Zabbixと違うところその①
Hinemosは雰囲気で監視が設定できる。

●Zabbixと違うところその②
「スコープ」と「テンプレート」
  • Hinemosはノードを「スコープ」という単位でグループ化
  • Zabbixは監視設定をグループ化
HinemosはHinemosマネージャとHinemosエージェントを入れれば監視もジョブもすぐ使えます。
  • Zabbix+JobSchdulerは…

Hinemos5.0からジョブのリトライが可能になった。

この方はHinemosWorldでも登壇するので聞きたいが、残念ながらDevSumiとかぶってる…

【Zabbixを徹底活用!~~高度なPostgreSQL監視を実現する pg_monzのご紹介】

PostgreSQLは主に稼働統計情報で監視
  • PostgreSQLのアクティビティ情報を蓄積
  • SELECT文でビューにアクセスして参照
    • pg_stat_activity、pg_stat_databaseなど
  • 主に累積値なので差分から事象を判断する必要がある。
●PostgreSQL専用ツール
pg_statsinfo,pg_stats_reporterが代表だが
  • 専用のリポジトリDBが必要
  • 統合監視ツールとは別に運用する必要がある。
●pg_monzでできること
クラスタとしてのサービス状態監視
  • サーバだけの監視では気づきにくいクラスタ特有の障害に対応
●pg_monzで活用するZabbix機能
  • v1ではAgentのみを利用
  • v2ではAgentとSenderを利用
    • PostgreSQLサーバへの接続とSQL実行回数を削減
  • Zabbixローレベルディスカバリ
    • 環境に合わせた監視設定を自動で生成
    • データベース単位の監視設定、Standbyサーバへのレプリケーション監視設定

ZabbixでPostgreSQLを監視できます。そう、pg_monzならね。

なぜか外人からしかプルリクが来ないという嘆き。

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2015/09/15

Cloud Week 2015@Hokkaido University

これに参加するため、札幌へ行ってきました。 一応、主催側の体でちょっとだけ司会なども。

1日目

【『さくらのクラウド』を例にしたパブリッククラウドの作り方】

  • ポータルもVPSのダッシュボードもUIは非常に若い社員が作っています。

【日立の考えるアカデミック分野における最適なクラウドサービス】

日立のクラウドはあまり知らなかったな。
学生/大学向けの視点は他のイベントではなかなか聞けないので面白い。

【デジタルビジネスの世界を支えるプラットフォーム】

10月から一般トライアルを開始するFUJITSU CLOUD SERVICE K5の話。
富士通はスマホから交通費精算ができない、とか、今も紙で契約書作ってますという自虐ネタw

  • 新たなイノベーションが起きても、課金や契約管理は現行システムとつながざるをえない。
    • 既存システムとつなぐシステムの構築
  • "K5"→Knowledge,5大陸をイメージ。グローバルに知見を広げていく。
  • IasS:OpenStackベース
  • PaaS:CloudFoundryにIaaS連携、LaaSを拡張。
    • 今後、マルチAZ、オートスケール、Dedicate,Dockerイメージインポートなどを拡張予定。
  • WL-PKG:運用定義/構成定義/ソフトウェアスタック/テストセットをパッケージ化したもの。
    • マルチクラウドへのデプロイを可能に。

【アカデミックな皆様のお役に立つ AWS最新情報】

http://bit.ly/1K0z775

AWSホワイトペーパーおすすめ。
→HPCのホワイトペーパー出たよ!

【Shibboleth IdPのサービスと認証強化】

http://wisepoint.jp/wpshibboleth.html
のお話。

  • イメ-ジングマトリクス認証
    • 事前に覚えた画像でワンタイムパスワ-ドを生成
  • グループウェア等だけでなく、WebEx、BIG-IPなどとも連携可能。
  • SAML2.0に対応していないものにはリバプロとしてサービス提供も可能。

【ハイブリッドクラウド利活用におけるITリソースの最適化 ~PrimeCloud Controllerによるクラウドマネージメントのアプローチ~】

パブリッククラウド間で自動的にVPN接続する設定も。
http://www.primecloud-controller.org/
オープンソースで提供しているとのことなので、CloudStackと組み合わせて使ってみようかと思った。

【次世代クラウドにおけるネットワークサービスインフラとは】

  • NetScalerだけでなく、他社もLBにモバイル対応の機能を載せてきている。
  • SSL終端がやはり、ハードウェアアプライアンスの強み。
    • 2Uの筐体で80程度のLBは動く。
  • NetScalerSDXで、Paloaltの仮想アプライアンスも動かせる。
    • OpenStackとの連携も始めた。

【ソフトウェア管理や配布を効率化するクラウド製品ご提案】

IT資産管理の必要性。
  • ASSETBASEではWindowsのパッチだけでなく、AdobeやJava、ブラウザのパッチ配信も可能。
    • クラウドサービスとして提供しています。
  • 大学で一番、ウケがいいのは、ソフトウェアのライセンス数管理。
    • 買収された会社、クラウド版、ローカルインストール版なども辞書を使用して正しくライセンス管理が可能。
  • DownloadStationの説明。インストーラをポリシー付きのバイナリとしてラッピング
    • インストール台数
    • インストール期限
    • パスワード設定
      などが可能に。
  • クラウドサービスにしたメリットは学内ネットワークだけでなく、インターネットでも監視可能ということ。(学校の先生は家に持って帰ることが多い…)

【京都大学におけるプライベートクラウド環境の現状と課題】

部局の力が強く、個別に整備されてきた京都大学の情報基盤を「集約と共有」ということで作り替えていくお話。

  • 学生向けのホスティングサービスで、public_htmlの下にwordpress入れて提供とか怖い。
  • 昨今の様々な問題を受け、京都大学では9/1付けで論文、研究データなどをすべて、少なくとも10年間保存する。という通達が出た。
  • 現在、動画配信サービスはあまり活用されていないが、教育の動画はたくさんあるので活用していきたい。

2日目

【アプリケーション中心型オーバーレイクラウド】

  • データ解析プラットホームの構築
    • アプリケーションごとに最適(占有)プラットホームを自動的かつ高速に構築する基盤が必要
    • 現状は2週間~1ヶ月を要している。
  • 仮想ネットワーク
    • SINET5ではバックボーンが100GBps。オンデマンドでL2VPLSを作成可能にしていく。
  • RNA-Seq01のコンテナ対応
    • Dockerでコンテナ化

【クラウドブローキングのための述語論理式によるシステム記述について】

  • ブローカーの3つの仕事
    • 仲介:クラウドサービスを提供する
    • 統合:新たなサービスを提供する
    • 調停:動的にサービスを選択する
  • システムに対する要件(=相互依存した制約条件の集まり)を述語論理式として記述し、システム記述を表す式とする。
  • この式を用いて、クラウドの資源最適化を行うBrokerをフレームワークとして定義していく。

【クラウドバーストバッファによるクラウド・スパコン間連携】

  • クラウド上のデータを使用するには、低帯域のWANが問題。
    • バーストバッファによるインタークラウド間のI/Oアクセラレーション
  • コストの問題から、クライアントにSSDを入れるのではなく、バーストバッファサーバとしてリモートファイルシステムとの間に入れている。

【塩基配列データベースを中心とした生命・医学系研究の解析基盤の構築】

  • 個人ゲノム情報のアーカイブを日米欧3極で運用開始。
  • DDBJはJST傘下のNBDCと共同でJGAを運用。
  • 可能なものはDockerに移していく。

【ユーザー駆動型・大域アプリ連成フレームワーク】

  • 連成計算アプリケーション
    • 複数のアプリで構成されるアプリが増えている。Ex:Pre-Post連携タイプなど
  • ネットワーク的に離れた他大学へノードをオフロードしても、処理性能が向上する場合がある。
    • 5コアを要するシミュレーションをオフロードした場合、 東工大4コア<東工大4コア+九州大1コア となった。
  • フレームワーク設計の方針
    • Well-knownサービスだけで構築

【Innovation at Global Universities by Amazon Web Services】

英語でのセッション。同時通訳はないので、スライド見ながらなんとか意味を理解するので手一杯。

以後は司会と懇親会準備のためメモなし。

3日目

【Dockerの概要、最新情報アップデート】

  • AmazonEC2ContainerService
  • GoogleContainerEngine
  • Hyper-V Container
    と出そろった。

【Dockerの分散に関する手法の提案と SDNへの対応】

  • CI環境をネットワーク設定まで同一な状態で提供しています。
  • なぜDockerに注目するのか。
    • 開発者の未来を変える
    • 洗練された機能だけが必要十分数存在している
    • コードが無駄に大きくない
  • 最初にaufsを採用したのがが秀逸。
    • 差分記録ができるので、同一イメージから複数のコンテナ起動ができる。
  • libnetworkはまだ発展途上。
    • 現状ではBridgeによるネットワークのコントロールとVXLANが少し実装されているだけ。
    • Windowsのドライバはファイルはあるがあきらかに動く代物ではない。
  • Wakame-vdc+OpenVNetでDockerを扱う。
    • Dockerのいいところは1台のマシンで動かすところ
    • オーケストレーションのツールは出てきたけれど…
    • 1つの大きなコンピュータに見せればいいじゃないか
      →仮想データセンタを作ろう!

Dockerのいいところだけではなく、変えたいところなどすばらしい講演。

【Dockerとインフラ運用自動化とIoT】

TIS松井さまからのお話。
Twitterのアイコンと顔がつながってよかった。

  • Dockerコンテナを使い捨てにするのであれば、オーケストレーションツールによる冪等性はなくてもかまわない。

【Mesosで作るDocker実行環境の共有】

次回のDockerハンズオンは10月前半に予定されているらしいので、ぜひいきたい。

【ハイパーコンバージドインフラによる仮想化環境とストレージの進化】

  • 無理矢理コンテナの話をねじこんだw
  • ストレージ拡張専用のノードもラインナップしました。

CloudStackユーザ会で直接聞いたときには、3ノードで400万ぐらいのグレードがあるとのことでした。

【DESTCloud のこれまでとこれから】

大学の同級生である柏崎くんのお話。

大阪大学主導でインタークラウドストレージの研究を行う。
ということで、協力ベンダーであるクラウディアン、スキャリティ様からの招待講演。

【インタークラウドストレージの検討】

  • PublicCloud間インタークラウドの課題
    • 基本的には条件が対等でないと契約が成立しない。
  • クラウドコネクターの事業が台頭してくる可能性は高い。
  • ストレージはCPUパワーをあまり使用しないので、
    • IoTのデータを受け取ったら、そこで保存してしまう。
    • 余剰のCPUパワーで計算してしまい、結果だけを転送する
      みたいな使い方も考えられる。

【Software Defined Storageを用いた広域分散構成の考察】

クラディアンと同様にS3互換APIを実装。このへんはオブジェクトストレージとしてどこも似たり寄ったり。
いずれにせよ、クラスタを組んだサーバの上段にLBをはさんでRESTのリクエストをノードに振り分ける。

  • イレイジャーコーディング/レプリケーションのポリシーが選択可能
  • コネクタサーバを挟んで、NFSやSMBのプロトコルも使用可能。
    • コネクタサーバにはキャッシュ機能を実装。
  • リコンストラクト時の不良発生を考えると、RAID6でようやく、ディスク1本の障害に耐えられると考える。
    • Yahooでは24時間、ディスクを差し替えつづける仕事もあったお…
  • レプリケーション:耐性重視。
  • イレイジャーコーディング:容量、I/O重視。(ファイル格納ノードが分割されることでシーケンシャルリードが上がる。)
  • イレイジャーコーディングのポイント
    • 利用効率が高い
    • スペアディスクが不要
    • スループットを高めやすい

クラウディアン様もスキャリティ様も 「ネットから拾ってきた絵ですから…」 と時事ネタw

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2015/09/03

仮想化・クラウド担当者が知っておくべきコンテナ(Docker)解説 に行ってきた

コア技術だけでなく、運用向けの機能が充実してきた。というのが第一の感想でした。

【Dockerビジネス最新情報】

●「Bezosの法則」
  • クラウドサービス価格は3年の間に半分に下がる
    • →ハードウェアコストの減少分を値下げに充てている。
●クラウドサービスのTCOI構成要素
  • 35%:ファシリティ、電力コストなど
  • 30%:人件費
  • 35%:IT機器コスト
●IT業界の新たな動き
  • クラウド:普及に5年
  • Docker:普及に1年
    • アプリ層に近い技術ゆえ、直接的な効果が大きい
●Docker:1年の成長記録
  • 1300人のContributor
  • イメージダウンロード:累計5億
●今後採用する技術としての注目度
  • Fortune100で今後採用するIT技術として、Dockerがダントツの1位

「早く、イノベーティブ、ロックインからの回避」 がDockerの真髄。

●Docker1.8発表
  • DockerRegistry
    • S3,OpenStack(swift)でのイメージ管理に対応。

●米国連邦政府一般調達局(GSA)での導入
AWSがGSAが使用するIT基盤を共通化。
アプリはIT基盤をAPI経由で操作。
その後、アプリをすべてDockerに置き換えた。

●Dcokerに関する標準化
  • Open Container Initiative
    • Dockerの寄贈したDockerEngine(runC)の標準化を進める独立団体。
    • Linux Foundation傘下
  • CLOUD NATIVE COMPUTING FOUNDATION
    • GoogleがKubernetesのソースコードを寄贈。

これによって DockerEngineでのマネタイズは事実上不可能 になった。

●今後の動きへの予測
  • Dockerのエンタープライズでの実装事例は急増
  • VMとDockerの関係:両極端の議論が続く。
  • エコシステムの急激な成長と、Docker純正機能開発の協業/競争
    • オーケストレーション:DockerSwarm VS Kubernetes
    • ネットワーク/ストレージ管理:DockerNetwork:Google,VMWare,AWSなど
  • Dockerを軸としたビジネスモデルの登場
    • 単体では販売できる技術ではないことは市場が理解し始めている。
    • 開発者にとってのDockerは100%Free! → プロダクションサイトのDockerにビジネスが生まれる

【Docker最新情報アップデート】

@zembutsu さまのセッション

●DockerMachine
  • Docker動作環境の自動作成
  • コマンドラインで使うツール
  • Linux/Windows/MacOSXに対応
  • VirtualBoxだけでなく、多くのクラウドに対応
●DockerSwarm
  • Dockerクラスタ管理ツール
  • コマンドラインで操作

続きは http://docker.jp で!
これからドキュメント関連は↑にまとめていく予定

●DockerEngine1.8
  • ボリュームプラグインが安定版
  • ロギングドライバの提供開始
  • 細かな改善
    • docker daemon ,docker cp,docker ps --format,--config
●DockerContentTrust
  • TUF
    • コンテナ作成時に署名を可能に。
●見送りになった機能
  • NetworkPlugins
●DockerRegistry2.1
  • 新機能
    • Swiftのサポート
●まとめ
  • DockerHubがリニューアル
  • DockerToolbox提供開始
  • Docker1.8がリリース

普段のイベントと違ってスライドが固いなー、と思っていたら「ここから話変わるよ!」とネタスライド来たww

●Docker都市伝説
1.今すぐ始めなくてはいけない
2.全ての環境をコンテナにしなくてはいけない
3.仮想化システムは不要になる
4.構成管理ツールは不要になる
5.クラウド環境は不要になる
6.Dockerやコンテナが全て解決してくれる
7.Dockerは難しい
8.本番環境では使えない
9.セキュリティや信頼性に問題がある
10.Dokcerは冗長化できない
11.ネットワークが貧弱だ
12.よく落ちる
13.商用サポートを受けられない
14.DockerではなくCoreOSを使うべきだ
15.データの可用性が貧弱
16.Dockerがあればコスト削減できる
17.DockerはKubernetesがないと意味がない
18.Dockerやコンテナを使うとベンダーロックインされる
19.Dockerであれば業務効率化できる
20.そもそも、Dockerを使う意味が無い

だいたいはそもそものインフラ設計の誤りだったり、運用の問題だったり。
技術的な問題は時間が解決する。

【Dockerソリューション紹介】

  • RANCHERのデモでAWS上にリアルタイム展開。
    • NetworkAgentコンテナがIPSECでコンテナとの通信を提供する。
  • さまざまなクラウドのインスタンス作成/コンテナデプロイをGUIから操作するほか、RANCHER自身もRESTAPIとして動作する。
  • コンテナのWebコンソール機能もあり

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2015/09/02

SoftLayer Bluemix Summit 2015 に行ってきた

【基調講演】

基調講演、といいつつ2~30分の細切れのタイムテーブル。

【OpenStackベースのホスティッド・プライベート・クラウド「Blue Box」とは】
で、
「OpenStack IS NOT Linux」 って文字がGNU's Not UNIX を彷彿とさせる。

【trackE:OpenStackベースのプライベートクラウドサービス「Blue Box」とは

@blueboxjesse
・パブリッククラウドの知見をプライベートクラウドに戻したい。
・OpenStackのユーザはハード、ネットワークを決める必要があった。
・Junoベースで構築、今年中にKiloに置き換えていく。
・Ursula/Giftwrapというツールを公開しています。
・92コア、384GB、3TB、/27のパブリックIPで$6500/月

同時通訳いらないぐらい、すげぇ聞きやすい英語。

【trackB:セキュリティから見る経営陣が納得するクラウドプロバイダーの選び方】

http://bit.ly/1Kqmg03
IDに対応するログが必要。サービス/サーバ単位ではない。

【trackC:Beaconを活用した行動解析の実態 ~必要なコストや、その効果・対策について~】

・Beacon検知で、会議室に入ったら資料をダウンロードとか面白そう。
Beacontrol アプリをAppStoreで公開中。
・設置したビーコンをフロアマップ上にプロットする機能がある。
・ログから行動をマッピングすることも可能。

【trackC:Bluemixを実案件(エンタープライズ)で使ってみてわかったこと】

残念ながらエンドユーザ名は明かせず。(日本の企業)

個人向け医療サービス情報webアプリのリプレース

現行:オンプレ/Oracle/Tomcat/JavaWebアプリ
たとえばまずはIaaSで…と提案しようと思ったら、 エンドユーザから Bluemixでと指定された。

●アプリケーション層
ランタイム:Python
Webフレームワーク:Django
コードリポジトリからPush

  • ログの課題
    • インスタンス内のログは再起動で消滅
      • ログをCloudantDBに格納
  • データストアはRDBだけではない
    • KVSやストレージサービスを活用
  • Bluemixならサービスで検証が容易
    • 開発/検証レベルでの活用性は高い

●データストア層

  • ディスク容量
  • サードパーティDBサービスは対象外
  • SQL Databaseサービス
    • Premiumプランで500GB。足りない。
      • 複数のインスタンスを起動して、ソフトウェア的にパーティショニング。
    • これを使うためにDB2を学んだ。
    • 今ならDB2 on Cloudもある。(開発当時はなかった)

●ネットワーク層

  • 管理者用APインターフェース
    *認証だけでなく、接続網で制限したい。
    • SecureGateway。ローカル側にDockerコンテナ
  • 機密データはローカルでストアしたい。
    • CloudIntegration。バックエンドをREST API化。フロントはクラウドを活用。

「データストア層をコンテナで、という議論はしない」

●開発プロセス

  • DevOps Services
  • コードリポジトリ→Push→デプロイ
  • デプロイ後の再起動で上がってこない
  • ログが少ない
  • 詳細を調べる方法がわかりづらい
  • 代替リポジトリ
    • Bitbucketを使用した。
    • SourceTreeを使用。(Git/Mercurial用GUI)
  • 全てのサービスは止まる/遅くなる前提
    • 代替サービスや代替策を用意する
  • それでも使う理由
    • デプロイの幅への期待
    • Agilityを高める環境が整っている

●Bluemixを使ってみてわかったこと

  • プロトタイプ開発向き
    • リージョンが米英のみ…
  • キャパシティ
    • スケーリング、ディスクサイズ拡張の選択肢がない。
  • セキュリティ
    • ソリューションは豊富。あとは信頼性。 
  • 課金
    • サブスクリプションはエンタープライズ向き
      • 予算が取りやすい。

●これから求めること

  • 商用サポート体制の明確化
    • 技術的問い合わせ                                                                                                                                              
    • パートナーとして商用観点
  • 柔軟なキャパシティプランニング
    • 柔軟な拡張性を。リミット管理も含め。
  • DevOps Servicesの機能充実
    • UI、タスク管理…
    • そうはいっても、Bluemixの真の価値はここにあると思います。

【trackC:ビッグデータ/クラウドにデータ連携自由自在】

AttunityReplicate のお話。

トランザクションログを監視して、レプリケート先にSQLを適用しているので…

  • 異種DB間の移行*統合
  • N:Nの複雑な構成でも容易に統合
  • フル同期から差分同期まで
  • DB側にエージェントレス
    が可能

実際にデモを行いました。
バックアップ用のレプリケーションではなく、データ移送が目的のツールです。
起動しておけば、クラウドtoクラウドでも10数秒遅れぐらいでのシンクが可能みたい。

ターゲット側にテーブルがない場合には作成してくれるなど、いろいろ便利そう。

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