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2015/09/03

仮想化・クラウド担当者が知っておくべきコンテナ(Docker)解説 に行ってきた

コア技術だけでなく、運用向けの機能が充実してきた。というのが第一の感想でした。

【Dockerビジネス最新情報】

●「Bezosの法則」
  • クラウドサービス価格は3年の間に半分に下がる
    • →ハードウェアコストの減少分を値下げに充てている。
●クラウドサービスのTCOI構成要素
  • 35%:ファシリティ、電力コストなど
  • 30%:人件費
  • 35%:IT機器コスト
●IT業界の新たな動き
  • クラウド:普及に5年
  • Docker:普及に1年
    • アプリ層に近い技術ゆえ、直接的な効果が大きい
●Docker:1年の成長記録
  • 1300人のContributor
  • イメージダウンロード:累計5億
●今後採用する技術としての注目度
  • Fortune100で今後採用するIT技術として、Dockerがダントツの1位

「早く、イノベーティブ、ロックインからの回避」 がDockerの真髄。

●Docker1.8発表
  • DockerRegistry
    • S3,OpenStack(swift)でのイメージ管理に対応。

●米国連邦政府一般調達局(GSA)での導入
AWSがGSAが使用するIT基盤を共通化。
アプリはIT基盤をAPI経由で操作。
その後、アプリをすべてDockerに置き換えた。

●Dcokerに関する標準化
  • Open Container Initiative
    • Dockerの寄贈したDockerEngine(runC)の標準化を進める独立団体。
    • Linux Foundation傘下
  • CLOUD NATIVE COMPUTING FOUNDATION
    • GoogleがKubernetesのソースコードを寄贈。

これによって DockerEngineでのマネタイズは事実上不可能 になった。

●今後の動きへの予測
  • Dockerのエンタープライズでの実装事例は急増
  • VMとDockerの関係:両極端の議論が続く。
  • エコシステムの急激な成長と、Docker純正機能開発の協業/競争
    • オーケストレーション:DockerSwarm VS Kubernetes
    • ネットワーク/ストレージ管理:DockerNetwork:Google,VMWare,AWSなど
  • Dockerを軸としたビジネスモデルの登場
    • 単体では販売できる技術ではないことは市場が理解し始めている。
    • 開発者にとってのDockerは100%Free! → プロダクションサイトのDockerにビジネスが生まれる

【Docker最新情報アップデート】

@zembutsu さまのセッション

●DockerMachine
  • Docker動作環境の自動作成
  • コマンドラインで使うツール
  • Linux/Windows/MacOSXに対応
  • VirtualBoxだけでなく、多くのクラウドに対応
●DockerSwarm
  • Dockerクラスタ管理ツール
  • コマンドラインで操作

続きは http://docker.jp で!
これからドキュメント関連は↑にまとめていく予定

●DockerEngine1.8
  • ボリュームプラグインが安定版
  • ロギングドライバの提供開始
  • 細かな改善
    • docker daemon ,docker cp,docker ps --format,--config
●DockerContentTrust
  • TUF
    • コンテナ作成時に署名を可能に。
●見送りになった機能
  • NetworkPlugins
●DockerRegistry2.1
  • 新機能
    • Swiftのサポート
●まとめ
  • DockerHubがリニューアル
  • DockerToolbox提供開始
  • Docker1.8がリリース

普段のイベントと違ってスライドが固いなー、と思っていたら「ここから話変わるよ!」とネタスライド来たww

●Docker都市伝説
1.今すぐ始めなくてはいけない
2.全ての環境をコンテナにしなくてはいけない
3.仮想化システムは不要になる
4.構成管理ツールは不要になる
5.クラウド環境は不要になる
6.Dockerやコンテナが全て解決してくれる
7.Dockerは難しい
8.本番環境では使えない
9.セキュリティや信頼性に問題がある
10.Dokcerは冗長化できない
11.ネットワークが貧弱だ
12.よく落ちる
13.商用サポートを受けられない
14.DockerではなくCoreOSを使うべきだ
15.データの可用性が貧弱
16.Dockerがあればコスト削減できる
17.DockerはKubernetesがないと意味がない
18.Dockerやコンテナを使うとベンダーロックインされる
19.Dockerであれば業務効率化できる
20.そもそも、Dockerを使う意味が無い

だいたいはそもそものインフラ設計の誤りだったり、運用の問題だったり。
技術的な問題は時間が解決する。

【Dockerソリューション紹介】

  • RANCHERのデモでAWS上にリアルタイム展開。
    • NetworkAgentコンテナがIPSECでコンテナとの通信を提供する。
  • さまざまなクラウドのインスタンス作成/コンテナデプロイをGUIから操作するほか、RANCHER自身もRESTAPIとして動作する。
  • コンテナのWebコンソール機能もあり

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