OpenStack Days Tokyo 2015
今年は初日だけ参加
【K1:キーノート講演】
聞き流してました。
【D1:OpenStackを活かすNECのクラウドサービスとソリューション】
■OpenStackへの取り組み
・開発コミュニティへの開発参加
・OpenStack Foundationへの参画
kiloでは…
・8つのコンポーネントで15名の開発者
・5つのコンポーネントで7名のコア開発者
意外と少ないというのが感想。
■NFVにおける取り組み
Network Functions Virtualization
ネットワークアプライアンスをすべてソフトウェアで、というお話。
今年から本格的な商用フェーズに入ります。
データプレーンの仮想化も実現しました。
☆NFV要件
・リアルタイム性
リソース競合、仮想化オーバーヘッドによる処理時間のゆらぎを解消するために、スケジューラを独自拡張しました。
・ネットワークE2EでのSLA保証
帯域、遅延、ロス率などのネットワーク品質がサービスの提供にダイレクトに影響。
ネットワークスピードに特化したリソース配置のアルゴリズムを開発。
・相互接続性
様々なノード種別、多数のベンダ、バージョンなどの相互接続性を担保。
Open Platform for NFV
☆まとめ
・通信ネットワークにもOpenStackが導入されていく
・導入に向けてOpenStackの強化を実施中
・OPNFVのようなオープンな取り組みもスタート
■OpenStack Solution
1.NEC Cloud IaaS
STDとHAは同一データセンタです。
2.NECクラウドリファレンス
サービスオリエンテッドなDCの実現
「ロケーションフリー」、「プロダクトフリー」を掲げています。
SDN対応の強化、マルチDC管理、仮想・ベアメタル統合管理
3.NECクラウドプラットフォーム
オンプレミス向けのプライベートクラウドソリューション
※グローバルマーケット向けなので操作画面はすべて英語です
※Ubuntuでやってます。RedHatは計画中
4.大規模実証事例
ドコモとの共同実証。プレスリリースで発表済み。
5.クラウドサービス事例
「e-NAVIGATOR」
フルOSSでDevOps基盤を構築しています。
■まとめ
OSSはこれからもキーテクノロジー
【P2:クラウドを使いこなす技術、その到達点"RACK"】
■CTCのOpenStackへの取り組み
・基盤構築
・クラウド活用
・クラウドネイティブ
→RACK
「OpenStackは使えるか?」の議論はすでに終了。
「OpenStackをいかに活用するか?」がポイント。
クラウドネイティブなシステムとは?
Designing for the cloud
http://docs.openstack.org/arch-design/content/designing-for-the-cloud.html
■デモ
モンテカルロ法による円周率近似計算を子VMで。
シェルスクリプトで大量ファイルのgrep/sed
https://github.com/stackforge/rack
RACKもOpenStackコミュニティで開発しています。
CloudNativeHackathonを企画予定です。
CloudNativeApplicationの可能性を広げていきたい。
【NECがお勧めするオンプレミス・プライベートクラウドソリューションのご紹介】
・マスターコントローラ*2、コンピュート*2、ストレージ*3のノードが最小構成。
・ストレージはCephを使用。
・2Uに8コアのAtom*46台を集約。
・BMCで監視可能。
・ラックのリアドアに相変化冷却ユニットを開発。動力なしで1/2を排熱。
→残り1/2は従来通りの熱交換。
SUSEのブースでは名刺と引き替えに発売されたばかりの↓を配布していました。
なんと豪気な。
http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798139784
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